Webの最適化?
2008 年 10 月 4 日
インターネットのマーケティング関係のニュースを呼んでいると、やたらと「最適化」という言葉が目に付きます。もちろん、SEO(Search Engine Optimization: 検索エンジンの最適化)の必要性が提唱され、検索エンジンが訪問者を多く連れてきてもらえるように、さまざまな対策を行います。HTMLタグの中にどんな言葉を入れるか、本文自体、読みに来るだろう検索エンジンのロボット向けに、趣向を凝らしたりします。要は、機械がこのサイトを、ある特定の分野あるいは特定の用語について、詳しいサイトであると認識してもらうための対策です。
ロボット対策は認めますが、果たして「Webを最適化します」と言われて、それを信じられますか? おそらく、言葉も、デザインも、コンテンツ全般も不十分だと本人が考えていたときに、「最適化できます!」と外部の方がおっしゃったとして・・・。最適といった場合、ベストを意味すると私は考えます。本当にベストが簡単にできるのでしょうか?
最近「最適化」ばやりですので、どうしても、「何をもって最適なのか」確かめたくなってしまいませんか?
さて、似たような言葉を2つばかり。
効率アップと効果アップ。
効率という言葉は、最適という言葉にも響きが似ていますね。業務、あるいはルーチンの仕事をしていると、一定の時間あるいは労力で、なんらかの成果を得る上で、効率を高めることは重要になってきます。「効率アップ」した、というと、たとえばこれまで、3かかっていた時間や労力が2ですむようになったときなど、効率がアップした、ということができます。でも、この効率が重要になるのは、あるビジネスが確立されてからのことになります。生産の現場や物流などの場合にはとても重要なことです。
ところで、効果がアップとは、成果自身のアップをさします。たとえば、CMを流したときの反応が、これまでと異なって非常に良かったとき、「効果アップ」とはいっても、「効率アップ」ではありません。
本来、「効果アップ」しなければならないシーンで、「効率アップ」ばかり考えているのであれば、これは問題でしょう。目標や実現手段、さまざまな対策を検討してる、いわば上流工程の検討シーンにおいて、固定された工程の改善といった生産性アップを考えているとしたら、これはふさわしくないことでしょう。
「最適化」という言葉が躍っているWebマーケティングの世界。本当の意味で成果を大きく引き伸ばす手法を検討すべきときだと思います。すなわち、デンタツの質を高め、デンタツの力を高め、成果を得ること(=効果アップ)、その成果を生む要因をリストし、分析して、生産工程を合理化すること(=効率アップ)が可能になってくるのではないでしょうか。もし、要因がすべて洗い出せたのならば、その時点で、「最適化」のための調整も可能になってくるものだと考えています。
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