ガリレオは中世のイタリアの科学者で、キリスト教会の絶対的な世界観(天動説)に異論(地動説)を唱え、「それでも地球は回る」と言ったことであまりにも有名です。ガリレオは、物体の落下する速さが重さによらないことを発見しました。

5グラムの玉でも10グラムの玉でも、自由落下したときに着地するまでの時間は全く同じことを示しました。ちなみに、当時は、重いものは早く落下し、軽いものは遅く落下することが常識でした。言い換えると、地球が軽いものには小さい力で、重いものには大きい力で引っ張っていることを発見したわけです。もちろん、ニュートンの万有引力の法則や運動の法則と全く重複する事象です。追って、ニュートンがこの2つの法則で厳密に物体の落下運動を説明することができました。

自己(地球)中心的であったり、絶対的に考えていた考えが打ち砕かれるとき、私たちは狼狽します。もちろん、地球が永遠に平らであると信じていた人は少なかったことでしょう。ギリシャ時代にエラトステネスという人が、夏至の太陽の高さ(角度)を2点で計測して、2点の距離と角度の違いから、地球のサイズを導き出しているのです。そのサイズとは、円周4万メートル。

すばらしい! ほとんど正確な地球サイズの導出に、ギリシャ時代に成功していたのです。

でも、教会全盛の中世には、再び、自由闊達な宇宙観を形成することができず、絶対的な宇宙、自己中心的な考えを擁護するようになります。

ガリレオは教会に異を唱えたかったからではなく、真剣に科学を探求して得たことを伝えたかったからでしょう。おそらく現在、天動説が正しいと考えている宗派はないと思いますが、「信仰の現場」すら、あるいは「信仰の現場」こそ、このようなパラダイムシフトを受け入れなければならないのです。

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