デンタツ研究No.1「駅前放置自転車クリーンキャンペーン」
2008 年 10 月 22 日
「駅前放置自転車クリーンキャンペーン」のポスターを見ました。
置きっぱなしになっている駅前の自転車を一掃する、行政や公共機関などがいっしょになって行っているキャンペーンです。
消費者(主婦、子ども)、店主などがならんで、プンカン怒っています。やや小さいのですが期間が書かれています。おそらく、強制撤去をする期間でしょう。
公共の福祉の観点で問題のある、駅前に置きっぱなしにしている自転車は撤去します。通勤・通学などで自転車をそのようにしている方は、以下の期間に撤去しますので、早めに自主的に引き上げてください
という内容をデンタツすることが趣旨だと思われます。
まずタイトル。「クリーンキャンペーン」というカタカナを使うことでやや雰囲気を和らげています。その反面、伝えたいことが弱くなっていることも事実です。もちろん、主催者の名称もそのような名前です。皆に受け入れてもらいたい活動だから、弱くしているのでしょう。しかも、怒っている町の人を並べることで、この活動の正当性を間接的に主張しています。
次に期間ですが、小さい。ある意味、「*から*までに撤去してください!」という部分が最も伝えたい内容ではないでしょうか? ストレートすぎるかもしれませんが、「駅前放置自転車 *月*日~*日撤去(一掃)します」のような言葉のほうがずばり内容を伝えられます。放置自転車のことを表わしていることが明示されているのであれば、大きく「駅前放置自転車」と表示しなくてもいいでしょう。
「駅前クリーン」にご協力ください
というようなコピーを使うこともできるでしょう。このようにポジティブに書くこともできますし、プンカンしている人を描く、あるいは山のような自転車の写真を入れるように、ネガティブで表現することもできます(以前、「不機嫌を伝える」のは「よくないデンタツ」という話をしました)。
基本的には、ポジティブの方が印象がいいですが、目的(つまり、撤去をよびかけることが一番なのか、撤去することの正当性をアピールすることが一番なのか)により、表現方法は変わります。少なくとも、日付はもう少し大きくした方が、ポスターの効果は高くなるのではないでしょうか。
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