名札にMrなどを付けるか付けないか
2008 年 11 月 14 日
会議やパーティなどで名札を付けることがあります。
フォーマルな会話などでは、ちゃんと「Sir(サー)」を間に入れて話した方がいいことも、現代でもあるでしょう。
言葉は場面が重要です。KYにならないように気をつけなければなりません。
私がマラウイにいたときの大統領の名前は、
His Excellency, The Life President of Malawi, Dr H. Kamuzu Banda
でした。
閣下(His Excellency)マラウイ国終身大統領(The Life President of Malawi)医学博士(Dr)が前に付くわけです。
大使、大臣級以上には「HE」(His Excellency=閣下)を付けることもあります。不思議とアメリカの大統領は簡単に「Mr President」とミスターが付くのです。これも面白い。女王陛下はHer Majestyです。
たとえばシンポジウムなどで、大学の先生などをお呼びしたとき、「・・・大学教授~先生」などと表記するのが丁寧です。単純に「~先生」ということもあるでしょう。したがって、一般向けの会議・集会などの場合はMrなどを付けることもあると思います。
でも、不思議なことに、アカデミックな場面ではこのような呼称がすべて消えます。「教授」とか「助教授」「準教授」すらはずすのが慣例です。名札にも「Dr」「Mr」などはは付けません。
たとえば、某大学の学生が(年次大会などの)学会を出して発表するような場合、所属はその大学であり、教授や学長とも同じ表記となります。教授などの職位は、組織内の問題なので「対外的には不要」と位置づけているのです。たとえば電気メーカーの研究員が論文を出した場合、アカデミックな世界ではあくまで、そのメーカー名は出しますが、所長とか部長とかの肩書は不要です(もちろん、経歴などに書くことはあるでしょうが、研究や論文とは無関係という考え方)。
発表の後、座長(司会)から「ご質問、コメントはありませんか?」という場面で、学生であっても教授であっても「~大学の・・・と申します。・・・につきまして」のような質問をすることになります(全く平等なのです!)。これは国際的な場面でも全く同じです。
テレビ局の新人アナウンサーが、「新人の・・・です」のような発言をしたりしますが、このように、
新人だから少々間違っても許してね、かわいがってね
という甘えの表現をしたりしますが、これは(いい意味で若いものにやさしい)日本独自の文化の表れであり、アカデミックな世界とは別世界ではないでしょうか。
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11 月 15th, 2008 at 10:56 AM
2002年のノーベル賞 物理学賞受賞の小柴昌俊様と
化学賞受賞の田中耕一様を思い出しましたよ。
雰囲気的に大人と子どもとの違いぐらいの
見た目の差がありましたが、
アカデミックな場では、対等の扱いです。。
ということですね。
田中様は何だかとってもほほえましく思えましたよ。