創造性と生産性
2008 年 12 月 21 日
ものごとの本質を考えたり、抜本的な改善を考えたりするときには、たいてい、対立する考えの両方を同時に扱わなければらないことに遭遇します。
たとえば、「創造性」と「生産性」。
生産性を高めようとすると、効率重視の考え方になります。
悩まないことが大切です。
悩むのは、フィードバックといって、結果が原因に作用を与えてしまうので、デッドロックといって、動きをストップさせることになります。
体験的にわかるように、「イケイケ」でやっているときに、「ちょっと・・・」という人がいると、ブレーキがかかってしまいます。
個人の思考でも同じことが言えます。
悩まなければならないときに悩まず、悩まなくていいときに悩んだりすると、スムーズにものごとを進めることができなくなってしまいます。
そうです。暴走したりデッドロックを起こしたりしてしまいます。
どうすればいいのでしょうか?
ものごとへの取り組みには3つの進め方が必要ではないかと思います。
つまり、1つは緻密で、しっかりフィードバックをかけて、念入りに考える姿勢。創造性に通じるものです。
もう1つは、その逆に、悩むことを全く排除して、行動を突き進める姿勢。生産性に通じるものです。
いずれだけでもだめだと思います。
それを客観的に眺める姿勢。
そうですね、傍観者のような達観した立場が必要です。
たとえば、創造性とか熟慮のようなものを「左」として、生産性とか効率のようなものを「右」とした場合に、今、右に傾きすぎているときには、「生産性さん、ちょっとヒートアップ気味だから、力を緩めて」と伝えて、「左」に重心を置いてみたりするコントロールが必要だと思います。
このコントロールの位置をとりあえず、「上」と呼びましょう。
あらかじめ、計画により、フェーズ立てをしておいて、その左右のウエートを変えていくようなことも戦略的には有効な方法です。
そうすることにより、「上」(管理、コントロール)の仕事量を少なくすることができます。
人間は、残念ながら、たいていどちらかに偏っているのが一般的だと思います。
沈思黙考型の人、考えるより行動する方が得意の人、自分はやらないが、傍観したり、批評したりするのが得意な人。
一番いいのは、一見バラバラに見えて、実は協力や調整ができているような動きだと思います。
つまり、どうしたらうまくいくか悩んでくれている人がいて、明るく元気に手や体を動かす人がいて、その両者にも「お疲れさま!もうお休みなさい」と声をかけてくれるような。
そして、お互いがお互いのメリットとデメリットを知り、お互いを尊重できるような社会が理想でしょう。
でも、お互いを知るためにも、私は、左も、右も、上も、すべて多少は分担すべきではないかと思います。
西欧の合理主義では、基本的にはYESかNOかの二分法が基本になります。
その対立の力関係を解くことが問題解決であるとの認識をもちます。
ニュートン力学でも、二体問題は解けるのですが、三体問題になったとたんに(条件を定めない限り)解けなくなってしまいます。
個人の問題も、日本の問題も、そして世界経済の問題も、この3つの立場をちゃんと定め、理解し、協調させていくことにより、改善できていくのではないかと思います。
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12 月 22nd, 2008 at 8:17 AM
社会学ですね。
3つの立場を我が家に当てはめると
間違いなく上は「お父さん!」ですね!
でも、ソバシマさんがおっしゃるように
この3つの立場にそれぞれが身をおいてみると
それぞれのモノの見方や苦労がわかって
きっとよりよく稼動していくのでしょうね!